ビットレート
ビットレートとは、データが転送または処理される速度を表す測定値です。ネットワークやデータ接続の転送速度を指す場合もあれば、エンコードされたメディアファイルを保存して再生するために1秒あたりに必要なデータ量を指す場合もあります。どちらの場合も、ビットレートは1秒あたりのビット数(bps)、1秒あたりのキロビット数(Kbps)、1秒あたりのメガビット数(Mbps)、または1秒あたりのギガビット数(Gbps)で測定されます。
データ転送
コンピューターネットワークやデータ接続のビットレートは、データがある場所から別の場所へ移動する速度を表します。接続で可能な最大ビットレートは帯域幅と呼ばれます。たとえば、ケーブルモデム接続では、250 Mbpsでファイルをダウンロードできる場合があります。その処理が終わったら、USB接続を使って、600 Mbpsでそのファイルを外付けディスクに転送できます。
メディアのエンコード
音声ファイルや動画ファイルのビットレートは、再生1秒あたりにファイルが必要とするデータ量を表します。ビットレートは、エンコードに使用したコーデックとともに、ファイルの品質を測定する標準的な指標です。ビットレートが高いほどメディア圧縮の必要性が少なくなるため、圧縮アーティファクトが減り、ダイナミックレンジが広くなります。たとえば、256 KbpsのビットレートでエンコードされたMP3ファイルは、1サンプルあたりに含まれるデータ量が多いため、96 Kbpsでエンコードされたファイルよりも明瞭に聞こえます。18 Mbpsでエンコードされた高解像度のMP4動画は、6 Mbpsでエンコードされた動画よりも、アーティファクトが少なく色も正確なため、見た目の品質が高くなります。
ファイルのビットレートは、途切れずに再生するために必要なネットワーク帯域幅の量を決めるため、ストリーミングメディアでは特に重要です。ストリーミングメディアサービスでは、異なるビットレートでエンコードした複数のバージョンのファイルを保存していることがよくあります。これにより、接続速度が速いデバイスには高ビットレートのファイルを配信し、利用できる帯域幅が少ない場合には、より低いビットレートで圧縮したファイルを送信できます。
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