NIC
「Network Interface Card」の略で、「ニック」と発音します。NICは、コンピューターにネットワーク機能を提供するコンポーネントです。Ethernetなどの有線接続や、Wi-Fiなどの無線接続によって、ローカルエリアネットワークに接続できるようにします。
NICは、1990年代から2000年代初頭にかけて、デスクトップコンピューターに一般的に搭載されていました。1980年代から1990年代初頭にかけては、多くのコンピューターにネットワーク機能が搭載されていなかったため、NICを拡張カードとして追加できました。ほとんどのNICは、マザーボード上のPCIスロットに取り付けられていました。初期のNICには、同軸ケーブルによるネットワーク接続用のBNCコネクターが搭載されていましたが、まもなくEthernetポートが標準になりました。そのため、現在のほとんどのNICには、1つ以上のEthernetポートが搭載されています。
無線ネットワークが普及すると、無線NICも普及しました。無線NICはEthernetポートの代わりにWi-Fi接続用に設計されており、コンピューターの無線受信を改善するためにアンテナを備えていることがよくあります。古い無線カードはPCI接続を使用しますが、現在のほとんどの無線NICはPCI Expressスロットに接続します。
ネットワーク規格にはさまざまな種類があるため、NICの仕様をネットワークの規格に合わせるのが最適です。たとえば、ギガビットEthernetネットワークに接続する場合は、ギガビットEthernet NICが最適です。100Base-Tカードも動作しますが、利用可能なデータ転送速度の1/10しか得られません。10ギガビットEthernetカードも動作する可能性がありますが、ネットワーク上ではギガビットの速度しか得られません。無線カードも、ネットワークとNICの間で共通する最も低い規格に合わせて動作します。ただし、無線カードが新しい無線規格(802.11acなど)に対応していない場合、ネットワークに接続できないことがあります。
NICとネットワークアダプターの違い
技術的には、NICはコンピューターの拡張スロットに接続する物理的なカードです。現在、多くのコンピューターや無線デバイスには、ネットワークアダプターと呼ばれる統合型のネットワークコンポーネントが搭載されています。これは、マザーボードの端に取り付けられたEthernetコントローラーとポートの場合もあれば、マザーボード上に配置された小型の無線ネットワークチップの場合もあります。ネットワークアダプターは、USBポートに接続する小型の周辺機器の場合もあります。「NIC」と「ネットワークアダプター」という用語は同じ意味で使われることが多いものの、NICはネットワークアダプターの一種であり、ネットワークアダプターが必ずしもNICであるとは限りません。
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