ADC
「Analog-to-Digital Converter」の略です。
ADCは、アナログ信号をデジタル信号に変換するハードウェアコンポーネントです。コンピューターやその他のデジタル機器はデジタルデータしか処理できないため、アナログ機器から入力を取得するにはADCによる処理が必要です。音声やデジタル写真など、多くの種類の入力がADCを通ります。ADCは、デジタル-アナログコンバーター(DAC)とは反対の機能を実行します。
ADCは、主に2つの段階を使ってアナログ信号をデジタル信号に変換します。まずADCは、一定の間隔でアナログ信号をサンプリングし、その振幅を測定します。ADCがサンプルを取得する頻度をサンプルレートと呼びます。次に、各サンプルを数値範囲内の特定の値に量子化し、測定値を最も近い数値に丸めます。各サンプルの値を保存するために使うビット数によって、ADCの解像度が決まります。たとえば、8ビットADCは256個の個別の値(2^8)を使ってアナログ信号を表します。通常、サンプルレートと解像度が高いほど、変換後のデジタル信号の全体的な品質と精度は向上します。
一般的なコンピューターの処理には、アナログデータをデジタルデータに変換するためにADCを使うものがいくつかあります。すべてのコンピューターのサウンドカードは、マイクポートやライン入力ポートから入る音声信号を変換するためにADCを使います。変換ボックスやチューナーカードなどのビデオ入力機器は、アナログ映像信号をデジタル映像に変換します。デジタルカメラのセンサーは、各ピクセルに当たる光の色と強度をデジタルデータに変換します。最後に、VGAまたはコンポジットビデオ接続に対応するLCDモニターやテレビは、ADCを使ってアナログ映像信号をデジタルデータに変換し、画面上の各ピクセルの色を制御します。
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