休止状態
休止状態は、デスクトップコンピューターとノートパソコン向けの省電力モードで、スリープモードと完全なシャットダウンの中間にあたります。スリープと同じように、休止状態では、開いているファイルや実行中のプログラムなど、システムメモリの内容が保持されます。一方、スリープとは異なり、休止状態では低電力状態を維持するのではなく、コンピューターの電源を完全に切ります。休止状態にすると、ノートパソコンを長時間使わず、電源にも接続していない間、バッテリー残量を維持できます。
「休止状態」を選択すると(通常は電源メニューにあります)、コンピューターはシステムRAMの内容を起動ディスク上のファイルに保存します。この休止状態ファイルには、その時点でのコンピューターの状態全体が保存されます。これには、開いているすべてのファイルとアプリケーション、さらにデスクトップ上にある開いたウィンドウの位置も含まれます。その後、コンピューターはシャットダウンし、電力の消費を停止します。ノートパソコンはバッテリーを消費しなくなり、デスクトップコンピューターは安全に電源から取り外せます。コンピューターを再び起動すると、休止状態ファイルの内容が読み込まれ、以前開いていたアプリケーションが元の状態のまま復元されます。
Windows、macOS、Linuxには、いずれも何らかの休止状態機能が含まれています。 Windowsで有効になっている場合、「休止状態」オプションは、「スリープ」、「シャットダウン」、「再起動」と並んで「シャットダウン」メニューに表示されます。「休止状態」が表示されない場合は、コンピューターのハードウェアが対応していれば、コントロールパネルでこのオプションを有効にできます。
macOSとLinuxは、macOSでは「Safe Sleep」、Linuxでは「hybrid-sleep」と呼ばれる特殊な種類の休止状態にも対応しています。このモードでは、RAMへの電力供給を続けながら、スリープするたびにコンピューターのメモリの内容をディスクに書き込みます。スリープ中もコンピューターに電力が供給されていれば、RAMに保存された状態を読み込むことで、すぐに復帰できます。スリープ中に電力が失われた場合でも、ディスクから保存された状態を復元できます。
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