ハードディスク
ハードディスク(「ハードディスクドライブ」と呼ばれることもあります)は、不揮発性のデータ記憶装置です。ハードディスクは、ソリッドステートドライブ(SSD)と並んで、最も一般的なデータストレージの形式の1つです。通常はコンピューターの内部に取り付けられ、マザーボードに直接接続されますが、別の筐体に収められた外付けハードディスクも、バックアップ用の記憶装置として一般的です。ほとんどのコンピューターでは、ソリッドステートドライブが主要な記憶装置としてハードディスクに取って代わっていますが、ハードディスクは今でも二次記憶装置として広く使われています。
ハードディスクは、ドライブ内部で回転する複数のプラッターに二進数データを磁気的に保存します。各プラッターには、数十億個の正負の磁荷を保持できる磁性コーティングが施されています。それぞれの磁荷は、1または0の単一のビットを表します。プラッターが回転すると(通常は毎分5,400回転または7,200回転)、小さなアクチュエーターアームがプラッター上を移動し、これらの磁荷を読み書きします。プラッターは、ドライブを電源から切り離してもこれらの磁荷を保持するため、データはそのまま保たれます。
ソリッドステートドライブと比較すると、ハードディスクには技術上の欠点があります。まず、可動部品があるため、プラッターやアクチュエーターアームが損傷すると、ハードディスクは機械的に故障する可能性があります。また、SSDよりもデータの読み書きが大幅に遅くなります。一方、ハードディスクはSSDよりもはるかに高い容量2023年時点で(テラバイト単位で10TB以上)を、テラバイト当たりのコストを大幅に抑えて利用できます。そのため、速度よりもディスク全体の空き容量が重要な状況では、今でも役立ちます。
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