Library
コンピューターのソフトウェアという文脈で、「ライブラリ」という言葉にはいくつかの意味があります。プログラムが参照できる、あらかじめ作成されたソースコードやその他のリソースの集まりを指す場合があります。また、プログラムが管理するファイルを整理したデータベースを指すこともあります。たとえば、音楽ライブラリや写真ライブラリなどです。
コードとリソースのライブラリ
オペレーティングシステムには、ソースコードの関数やその他のリソースを含むライブラリのまとまりがあります。Unix、Linux、macOSでは、ライブラリフォルダーにスクリプト、フォント、その他のシステムリソースが保存されています。Windowsでは、さまざまなシステムフォルダーにあるDLLファイルが使われます。コンピューター上で実行されるプログラムは、これらのライブラリにアクセスでき、情報を実行ファイルに組み込む代わりに、実行時にその内容を参照できます。
コードライブラリは、開発者がプログラムに組み込めるよう、個別に提供されています。開発者は、こうした専門的なライブラリを使って、既存の処理をプログラムに追加できます。たとえば、OpenSSLのC++ライブラリには、暗号化、暗号技術、SSLセキュリティのための関数が含まれています。開発者はプロジェクトにOpenSSLを組み込み、関数を最初から作成する代わりにあらかじめ作成された関数を使うことで、大幅な時間と労力を節約できます。
メディアとファイルのライブラリ
ライブラリは、プログラムが整理してアクセスできるファイルの集まりを指すこともあります。たとえば、Apple Musicのライブラリは音楽ファイルを管理し、ファイルをフォルダーに整理するとともに、アプリ内のどのファイルにもすばやくアクセスできるようにします。新しい曲を追加すると、Apple Musicはそのファイルと対応するメタデータを自動的にライブラリに追加します。
その他の種類のメディアもライブラリに整理できます。写真ライブラリにはカスタムアルバムを含めることができ、顔認識を使って、写真を日付、場所、さらには人物ごとに自動的に分類できます。スマートフォンは撮影した写真を自動的にライブラリに保存します。また、Apple Photosなどの写真ライブラリアプリでは、ほかのカメラから写真を読み込むこともできます。Plexなどの動画アプリでは、映画やテレビ番組のライブラリを作成でき、アプリのインターフェースからコレクションを簡単に閲覧できます。ポッドキャストプレーヤーや電子書籍リーダーなど、その他のメディアアプリにも、ファイルをダウンロードしてインポートできる同様のライブラリがあります。
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