ALU
「Arithmetic Logic Unit」の略です。ALUは、CPUやGPUの内部にある、算術演算と論理演算を実行する集積回路です。算術命令には加算、減算、シフト演算などがあり、論理命令にはAND、OR、XOR、NOTなどのブール比較があります。
ALUは、整数の計算を実行するように設計されています。そのため、数値の加算や減算に加えて、2つの整数の乗算を処理することもよくあります。乗算の結果も整数になるためです。ただし、ALUは通常、除算は実行しません。結果が分数、つまり「浮動小数点」数になる場合があるためです。代わりに、除算は通常、浮動小数点ユニット(FPU)によって処理されます。浮動小数点ユニットは、その他の整数以外の計算も実行します。
ALUはすべてのプロセッサに搭載されている基本的な構成要素ですが、ALUの設計や機能はプロセッサのモデルによって異なる場合があります。たとえば、整数の計算だけを実行するALUもあれば、浮動小数点演算も処理できるように設計されたALUもあります。1つのALUを搭載するプロセッサもあれば、複数の算術論理ユニットを搭載し、それらが連携して計算を実行するプロセッサもあります。ALUの設計にかかわらず、主な役割は整数演算を処理することです。そのため、コンピューターの整数性能は、ALUの処理速度に直接結び付きます。
知識をテストする