ギガヘルツ
ギガヘルツ(GHz)は周波数の単位で、1,000,000,000 ヘルツ(Hz)、つまり1,000 メガヘルツ(MHz)に相当します。1ヘルツは何かが1秒に1回の頻度で繰り返されることを意味するため、1ギガヘルツは測定対象が1秒間に10億回繰り返されることを意味します。この範囲内で繰り返されるものであれば何でも測定できますが、コンピューターや電子機器の分野では、コンピューターのプロセッサの速度や、Wi-Fiなどの無線通信の無線周波数を指すことがよくあります。
数十年にわたり、コンピューターのCPUのクロック速度はMHzで測定され、クロック速度が高いほど一般的にプロセッサが高速であることを示していました。2000年代初頭、Intel、AMD、IBMはいずれも1,000 MHzを超えるクロック速度のプロセッサを発売したため、クロック速度はMHzではなくGHzで測定されるようになりました。最初の1 GHzプロセッサが登場してから数年以内に、新しいプロセッサのクロック速度は4 GHzを超えました。
プロセッサを高いクロック速度で動作させるには大量の電力が必要で、多くの熱が発生します。4~5 GHzの範囲に達した後、チップ設計者はクロック速度を重視するのをやめ、より多くのプロセッサコアを追加するなど、別の方法でプロセッサの性能を向上させました。たとえば、2005年のシングルコアPentium 4と2021年の8コアi7は、同程度のクロック速度(3.2~3.8 GHz)で動作しますが、現代のi7のほうが大幅に高速です。
プロセッサのクロック速度に加えて、ギガヘルツは特定の電波の周波数の測定にも使われます。Wi-Fiネットワークは、使用する技術に応じて、このスペクトルの範囲にある複数の帯域で動作します。これには、2.4 GHz帯(802.11b、g、Wi-Fi 4用)、5 GHz帯(Wi-Fi 5および6用)、6 GHz帯(Wi-Fi 6Eおよび7用)が含まれます。Bluetoothの無線接続も、短距離のパーソナルネットワークに2.4 GHz帯を使用します。ほかのワイヤレスオーディオ、ビデオ、スマートホーム機器も同様です。最後に、一部の5Gモバイルネットワークでは、GHz単位で測定される電波が使われます。ミッドバンドのネットワークは1.7~4.7 GHzで送信し、ハイバンドのネットワークは24~47 GHzの周波数を使用します。
NOTE: グラフィックスメモリなど、ほかのコンピューター部品にもGHzで測定できるクロック速度があります。たとえばDDR4やDDR5メモリです。
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