バッチ処理
バッチ処理とは、データのグループ、つまり「バッチ」と呼ばれる入力に対して、あらかじめ決められた一連のコマンドを実行するコンピューターのプロセスです。データのバッチ処理では、繰り返し作業を一貫して何度も自動的に実行できるため、大幅な時間を節約できます。いったん開始すると、バッチ処理にはユーザーによる入力がほとんど、またはまったく必要ありません。
コマンドをスクリプトやバッチファイルに保存して後で実行したり、アプリケーションやコマンドラインに直接入力してすぐに実行したりできます。通常、これらのコマンドには処理対象のデータやファイルへの直接的なリンクは含まれていません。代わりに、ワイルドカード文字を使って、バッチ内で処理するファイルやデータの種類を指定できます。たとえば、写真家は写真が入ったフォルダー全体を入力として受け取り、特定の解像度にサイズ変更して、撮影日時を使って名前を変更したコピーを新しいフォルダーに作成するバッチファイルを作成できます。必要なのは、バッチ処理を実行するアプリケーションまたはオペレーティングシステムに使用するフォルダーを指定することだけで、残りは自動的に実行されます。
バッチ処理はジョブとも呼ばれ、1回だけ実行するようにスケジュールしたり、決められたスケジュールや間隔で繰り返し実行したりできます。たとえば、システム管理者は特定のローカルフォルダーをクラウドストレージにバックアップするバッチファイルを作成し、そのバッチ処理が毎晩実行されるようにスケジュールできます。UnixとLinuxには、タスクをスケジュールするためのユーティリティがいくつか含まれています。atはジョブを1回だけスケジュールし、cronは繰り返し実行するタスクを作成します。Windowsには、特定の時刻や一定の間隔でジョブを実行できるタスクスケジューラアプリケーションが含まれています。macOSは、cronとatに加えて、launchdユーティリティを使ったジョブのスケジュールにも対応しています。また、選択したファイルやフォルダーに対してユーザーが簡単なバッチ操作を実行できるクイックアクションとフォルダーアクションにも対応しています。
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