ツールチェーン
ツールチェーンは、1)特定のソフトウェア開発ツールのセット、または2)ソフトウェアプログラムをテストして提供するために使われるDevOps(開発と運用)プロセスを指します。
1. ソフトウェアツールチェーン
ソフトウェアツールチェーンは、アプリケーションの構築と提供に使われるツールの集まりです。これらのツールは連携して動作し、ソフトウェアの製作プロセスを効率化します。たとえば、チェーン内のあるツールが生成した出力は、次のツールの入力として使われます。
開発者は、開発プロセスの終盤でツールチェーンを使うことがあります。たとえば、開発チームは統合開発環境内でアプリを作成することがあります。ソースコードが完成すると、ツールチェーンを使って実行可能ファイルを生成できます。ソフトウェア開発ツールチェーンには、次のコンポーネントが含まれる場合があります。
- アセンブラー - アセンブリ言語をマシン語に変換する
- リンカー - 複数のファイルを1つのプログラムに結合する
- コンパイラー - プログラムのソースコードから実行可能コードを生成する
- ライブラリ - APIなどのコードの集まりで、アプリがあらかじめ構築された関数やその他のリソースを参照できるようにする
- デバッガー - 最終的なビルド手順中にバグの修正に役立つ、オプションのツール
2. DevOpsツールチェーン
DevOpsツールチェーンは、開発チームと運用チームがソフトウェアプログラムをリリースするときに従える手順の一覧です。ソフトウェアアプリケーションの計画から、プログラムのリリース後の保守まで、開発プロセス全体を対象とします。
DevOpsツールチェーンの手順には、次のようなものがあります。
- 計画 - 目的、要件、期待される内容を定義する
- 作成 - ソフトウェアを設計して構築する(プログラミングする)
- テスト - 複数のデバイスでソフトウェアを社内テストし、公開ベータテストを実施する
- リリース - ソフトウェアのスケジュールを設定して展開する
- 監視 - ソフトウェアの指標を確認し、ユーザーからのフィードバックに対応し、バグの修正や機能の追加のためにソフトウェアを更新する
知識をテストする