技術的負債
技術的負債とは、古いソフトウェアやソースコード、アーキテクチャ上の決定によって、ソフトウェア開発者が抱える負担です。 うまく書かれていない関数から、サポートが終了したフレームワークまで、その範囲はさまざまです。 技術的負債は、コードを書き直すことで対処できる場合もあれば、開発者がプログラム全体を書き直さなければならない場合もあります。
技術的負債を避ける
技術的負債を管理する最善の方法は、そもそも負債を蓄積しないことです。 そのためには、長期的な計画を立ててプログラムを設計することから始めます。 優れたソフトウェアエンジニアは、ソフトウェアとハードウェアの現在の状態だけでなく、将来を見据えてアプリケーションを設計します。 「将来にも対応できる」プログラミング言語と信頼性の高いフレームワークを選ぶことは、アーキテクチャ設計における2つの重要な判断です。
技術的負債を避けるには、適切なコーディング手法に従うことも必要です。 たとえば、プログラム内で同じロジックが何度も繰り返されている場合は、それを1つのクラスまたは関数にまとめるべきです。 そうしないと、将来それぞれの箇所を見つけて更新することが難しくなります。特に、新しい開発者がプロジェクトに取り組む場合はそうです。 コードにコメントを付けることも、将来コードを確認して更新するために欠かせません。
技術的負債を管理する
技術的負債を管理する主な方法は、コードの一部を書き直すことと、最初から作り直すことの2つです。 最適な方法は、プロジェクトの規模と技術的負債の量によって異なります。
1. コードを書き直す
コードを書き直す、つまり「リファクタリング」することは、技術的負債に対処する最も一般的な方法です。 たとえば、シニア開発者がジュニア開発者の書いたコードを確認し、パフォーマンスを最適化する方法を見つけることがあります。 コードを新しいプラットフォームで実行できるように、非推奨の関数を更新する必要がある場合もあります。 新しいAPIで動作させるために、コードの大部分を書き直さなければならない場合もあります。 このような更新はプログラミングの世界では一般的であり、開発者が新しいバージョンをリリースする理由の1つです。
2. 最初から作り直す
技術的負債の量が十分に多い場合は、コードを更新するよりも、新しいプログラムを最初から作成するほうが時間がかからないことがあります。 場合によっては、最新のソフトウェアコンパイラーと互換性のある新しいプログラミング言語で、アプリケーションを再コーディングする必要があります。 アプリを最初から作り直すことは大きな投資ですが、追加の利点が得られる可能性があります。 たとえば、新しいアプリケーションなら、最新のハードウェア技術や最新のユーザーインターフェース要素を活用できます。
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