PCAP
「Packet Capture」の略です。
PCAPは、コンピューターのネットワークデータパケットを取得するためのAPIです。通信データのログを標準化された形式で記録して保存するため、どの通信監視・分析ツールでも読み取れます。ネットワーク管理者は、通信を妨げることなくネットワーク上を移動するデータパケットの詳細な情報を取得するために、パケット取得ツールを使用します。
パケットアナライザーやパケットスニファーとも呼ばれるパケット取得ツールは、PCAP APIを使用して、コンピューターネットワーク上を移動するデータパケットを傍受して記録します。ネットワーク管理者は、データパケット全体を取得するか、パケットのヘッダーに含まれる情報だけを取得するかを選べます。データを取得した後、パケット取得ソフトウェアは、その情報をログファイルに書き出し、人間が読みやすい形式で表示できます。この情報には、データパケットが傍受された時刻、送信元と宛先のIPアドレス、使用されたデータプロトコル、パケットのサイズなどが含まれる場合があります。ツールによってはデータパケットのペイロード自体も取得できますが、その内容を分析できるのは、そのデータが暗号化されていない場合だけです。
ネットワーク管理者は、通常とは異なる活動を監視し、ネットワークの問題の原因を特定するためにパケット取得ツールを使用します。たとえば、取得したパケットから、ネットワーク上のあるコンピューターのIPアドレスが、単一のリモートサーバーに大量のデータパケットを送信していることが分かれば、そのコンピューターがマルウェアに感染していることを検出できます。
NOTE: パケット取得ツールは、.PCAPまたは.CAPのファイル拡張子を使用してログを保存します。パケット取得用のPCAP APIをサポートするソフトウェアなら、これらのファイルを開いて表示できます。
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