TTL
「Time to Live」の略です。
TTLは、コンピューターネットワークにおけるいくつかの概念を指します。送信された各データパケットに有効期限タイマーを設定するTCP/IPプロトコルの一部を指すことがあります。また、サーバーがキャッシュされた情報を更新するまで保存する時間を指すこともあります。
TCP/IP
あるコンピューターから別のコンピューターへインターネット経由でデータパケットが送信されると、そのパケットは宛先に到達するまで、あるネットワークから別のネットワークへ移動します。この経路上の各段階は「ホップ」と呼ばれます。ネットワーク上を移動する各データパケットは少量のオーバーヘッドを追加するため、宛先に到達できずに無期限に移動し続けるパケットがあると、ネットワークのパフォーマンスが大幅に低下します。これを防ぐため、すべてのデータパケットには、永遠に移動し続けないよう、送信時にTTLカウントが設定されます。
データパケットのTTLカウントは8ビットの数値(1~255の範囲で、通常は32~128の中間に設定されます)で、期限切れになって破棄されるまでに通過できるホップ数の最大値を指定します。データパケットがあるルーターから次のルーターへホップするたびに、TTLカウントは1ずつ減少します。TTLカウントが宛先に到達する前に0になると、そのパケットはルーターによって破棄されます。
キャッシュ
TTLは、サーバーがデータのキャッシュを更新するまで、取得できる状態で保持する時間を指すこともあります。たとえば、DNSサーバーには各レコードにTTL値があり、秒単位で測定されます。この値によって、レコードを更新するまでの間、レコードを提供できる期間が決まります。これらのTTLエントリは最短30秒に設定できますが、優先度の低いレコードは最長86,400秒(24時間)に設定できます。
CDNサーバーには、保存するすべてのアセットにTTL値があります。この値によって、変更がないかオリジンサーバーを確認するまで、キャッシュされたコピーを保持する期間が決まります。これにより、CDNは頻繁に更新されるファイルを頻繁に確認し、それ以外のアセットは更新の間、数日または数週間キャッシュできます。
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