マルチタスク
マルチタスクとは、複数のタスクを同時に処理することです。たとえば、隣の車でブリトーを食べたり、携帯電話で話したり、同時に運転しようとしたりしている人を見かけたら、その人はマルチタスクを行っています。
マルチタスクは、コンピューターの動作方法を指すこともあります。携帯電話で話しながらブリトーを器用に扱って運転する人とは異なり、コンピューターのCPUは、多数のプロセスを同時に完全な正確さで処理できます。ただし、処理できるのはコンピューターのソフトウェアから送られた命令だけです。そのため、CPUの能力を十分に活用するには、ソフトウェアが複数のタスクを同時に処理できる、つまりマルチタスクに対応している必要があります。
初期のオペレーティングシステムは複数のプログラムを同時に実行できましたが、マルチタスクには完全には対応していませんでした。そのため、特定の処理を実行している間、1つのプログラムがコンピューターのCPU全体を占有することがありました。ファイルのコピーなどの基本的なオペレーティングシステムの処理によって、ウィンドウを開いたり閉じたりするといった他のタスクをユーザーが実行できなくなることもありました。幸い、現代のオペレーティングシステムには完全なマルチタスクのサポートが含まれているため、複数のプログラムを互いに影響を与えずに同時に実行できます。また、複数のオペレーティングシステムのプロセスを同時に実行することもできます。
マルチタスクでは複数のタスクを同時に処理できるため、コンピューターの安定性も向上します。たとえば、1つのプロセスがクラッシュしても、コンピューターは各プロセスを個別に処理するため、他の実行中のプログラムには影響しません。言い換えると、ワープロプログラムで文書を書いている途中にWebブラウザーが突然終了しても、作業内容が失われることはありません。そんなときこそ、マルチタスクのありがたさを実感できます。
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