区切り文字
区切り文字とは、テキスト文字(または文字の並び)で、テキスト文字列やデータストリーム内の要素を分離するものです。一部の区切り文字は、オブジェクトを複数のデータに分割します。一方、別の区切り文字はデータの周囲に境界を設定し、構造を与えます。区切り文字を使うと、コンピュータープログラミング、テキストの解析、データ分析で、テキスト文字列を確実かつ予測可能な方法で分割できます。
区切り文字は、さまざまな場面で使われています。プログラミング言語では、コードの構造化や書式設定に複数の区切り文字を使用します。たとえば、かっこや角かっこでコードブロックを囲み、セミコロンで文の終わりを示します。CSVファイルでは、データベースレコード内の列を分けるために、コンマ、タブ、パイプなどを使い、行同士を分けるために改行文字を使います。コマンドラインインターフェースでは、区切り文字を使ってコマンドと、それを変更するパラメーターを分けられます。URLアドレスには、複数の種類の区切り文字が含まれます。たとえば、スラッシュはフォルダー内に入れ子になったドキュメントを示し、コロンはドメイン名とポート番号を分け、疑問符はドキュメントの場所とWebサーバーに渡す追加のパラメーターを分けます。
テキストの解析やデータ分析で区切り文字を選べる場合は、テキスト自体には現れないものを選ぶのが最適です。それを避けられない場合は、区切り文字として使用したくない文字がテキスト内に現れるたびに、その文字の前にエスケープ文字を追加する必要があります。次の例では、CSVファイル内のデータフィールド間の区切り文字としてコンマ(,)を使っています。あるデータフィールドと別のデータフィールドを分けていないコンマの前には、レコードの住所フィールドに示すように、バックスラッシュを置く必要があります。
Name,Age,Address
John Doe,30,"4500 2nd Ave\, Unit 12"
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